はじめに
トトノイライフのヨウです。
今回は誰しもが一度は揉めたであろう夫婦の家事分担について取り上げます。
かくいう、ヨウ家も「DINKS時代」「1人目子育て時代」「2人子育て時代」ごとに、激戦を繰り広げ、
やっと現在の形に落ち着きました。
夫婦が納得して取り組める「家事分担のコツ」を皆さんにお伝えしたいと思います。
家族のステージが変わるごとに家事分担も変わっていったよ。
- これから家事分担を決めようとしている方
- 現在旦那さんとの家事分担を悩まれている方
- 他の共働き世帯の分担割合が気になる方
家事分担を決める前に
家事分担を決める前に、まずは夫婦で「家事分担の前提ポイント」について、意識合わせをしてみましょう。
考え方がずれていると、分担に関してお互いに不満を持つ火種となりかねません。
大事なポイントは3つあります。
- 自由時間を平等にする
- 相手が大変な時は支え合う
- 相手の家事に対して感謝を伝え合う
①自由時間を平等にする
「自由時間を平等にする」ことは、ヨウ家の家事分担の根幹となる考え方です。
自由時間とは、1日のうちで、自分だけのことができる時間のことです。
お互いに平等な自由時間を持てるため、相手の家事量に対して不満を持つことがなくなりました。
毎日、自分だけの時間が持てるため、仕事・家事・育児から離れ、ストレス発散も上手にできるようになりました。
具体的な決め方は後述しますが、食事や睡眠、仕事、通勤にかかる時間などを除き、余った時間を「家事、育児、自由時間」に割り振ります。
その際、自由時間が同じになるように「家事・育児」を分けています。
ヨウ家は毎日1.5時間程度の自由時間があるよ。
自由時間は、オットはサッカー観戦、私はドラマ鑑賞やSNSなどして過ごします。
例えば、夫婦の収入割合を元に分担した場合、高収入側が「お金を稼いでいるので、自分に家事・育児はしなくてよい」のように、家庭内にも「金銭至上主義」の考え方が入ってきてしまいます。
そして、低収入側の立場が弱くなったり、お金で全て解決させるようなギスギスした関係になる懸念があります。
「お金」ではなく、お互いの「時間」に価値を置くことがポイントです。
②相手が大変な時は助け合う
家事分担はあくまで各自の役割の目安です。
お互い仕事が忙しい時、体調が悪い時、そして時には飲み会の時など、どうしても家事・育児に時間を取れない時があると思います。
そのときは「思いやり」と「お互い様精神」でやり合いましょう!
ヨウ家はどちらかが忙しい時は「自由時間平等」の考え方により、相手の担当家事であっても、
お互いにやり合って、同じ時間休めるようにしています、
ただし、一時的ではなく長期的または頻発する場合は、早めに夫婦で改善策を話し合いましょう!そうしないと、不満が大爆発しちゃいます。
③相手の家事に対して感謝を伝え合う
家事はやって当たり前ではありません。
大変な時に支えてもらった時だけでなく、日常でも日々家事・育児を頑張っていることをお互いに讃えあいましょう。
ヨウ家では特に見えない家事を相手がしてくれた時に、必ずお礼を言うようにしています。
ティッシュペーパーの入替え、ボディーソープを詰替え、ペットボトルや缶の処理など、担当が決まっておらず、かつ、不定期の見えない家事をしてくれた時は、思いっきり褒めて、感謝を伝え合います。
やった家事に気づいてもらえると嬉しい! やる気もアップします。
以上、3つの「家事分担の前提ポイント」を押さえてから、家事分担を決めましょう。
家事分担の決め方
家事分担は、下記のステップに沿って進めてみてください。
夫婦で現時点でやっている家事・育児の内容と所要時間を紙やパソコンで書き出して、
夫婦で話し合えるように可視化してみましょう。
食事や睡眠、仕事、通勤時間などを除き、夫婦それぞれ家事・育児に割ける時間を算出しましょう。
自分が好き/得意/時間の都合が良い家事・育児を洗い出し、夫婦で伝え合いましょう。
STEP1で書き出したものに、色付けすると分かりやすいです。
STEP1〜3の情報を元に、夫婦それぞれの自由時間が同じになるように家事・育児を分担しましょう。
時間短縮、家事の均質化のために便利家電などを取り入れることも検討してください。
ヨウ家で取り入れて良かったものは今後紹介していきます。
ヨウ家の家事・育児の分担について
家事・育児の負担割合はどんな感じ?
ヨウ家の家事・育児の負担割合は「夫3:妻7」です。
いかがでしょうか?皆さんはもっと負担が多い、または少ないですか?
共働きなのに家事負担が平等ではなく、妻の負担が多いと感じられる方もいるかもしれません。
ただ、ヨウ家では、割合は重要視しておらず、この割合で自由時間が同じになるので、不満はありません。
もちろん子供が乳児の頃、未就学児の頃など、ステージごとに割合は変わっていきました。
ステージが変わるごとに見直しをしていくことが大事です。
家庭ごとに最適な割合を見つけてくださいね。
家事・育児の負担内容は?
では、実際どんな風な家事の分担内容になるのでしょうか?
ヨウ家の場合では、下図のような家事・育児の負担内容になっています。
私が料理メイン担当、夫が洗濯メイン担当となっています。
掃除は基本的に週末にまとめてすることが多く、キッチンとゴミ以外は時間がある方や気づいた方がやります。
育児に関しては、子供が2人とも小学生になり、手が離れてきたので、やることがかなり減りました。
また、子供たちも簡単な家事はできるようになったので、風呂掃除や米洗い、畳んだ服を収納するという家事は
担当してもらっています。
休日は平日の内容にプラスしてやっている内容です。
部屋の掃除は、家族総出でやります。
休日は平日家事時間+1時間以内を目安に綺麗を維持できるように頑張っています。
ヨウ家の家事・育児の分担戦記
ヨウ家が現在の分担に行き着くまでの戦記です。
ご興味のある方は、どうぞご覧ください。笑
DINKS時代
子供もおらず、DINKS真っ只中だった2年ほどの時代。
基本、洗濯は2日おきでも大丈夫でしたし、ご飯も作る日もあれば、中食・外食もよくしていました。
部屋も大人2人の生活だとそんなに散らかりませんでした。
家事量がそもそも少なく、時間もあったので、好きな家事を好きな時間にやる感じでした。
ただ、お互いに相手の家事のやり方が気になることも・・・
その時は日を置かずに都度伝え合いました。
靴下が丸まったまま洗濯機ポイッされてる!風呂掃除で排水溝をしていない!
洗濯物の干し方が気になる!ペットボトルや缶のゴミ処理ができていない!
今まで別々に生活していたのだから違って当たり前!
相手の家事の不満ポイントはなるべく早めに伝えて、歩み寄ることが大事です。
1人目子育て時代〜まさかの夫の単身赴任〜
1人目の出産後、生後6ヶ月のときに夫が遠隔地に単身赴任になってしまいました。
私は息子が1歳になったときに仕事復帰しましたが、その後2年ほど1人で仕事・育児・家事をしました。
夫は息子が3歳になったときに戻って来れましたが、息子からはしばらく「パパはなんで自分のお家に帰らないの?ここはボクとママの家だよ?」と言われていました苦笑
夫の単身赴任期間中は、家事よりも育児に悩みました。
仕事の繁忙期とイヤイヤ期の息子が重なり、気軽に悩みを話せるはずの夫は多忙すぎて相談できず、私の飲酒量が爆増しました笑
1人で育児した2年半は本当に大変な期間でしたが、この大変さがあったからこそ、その後少々のことではヘコタレナイ精神になりました。
夫が単身赴任で更に家事スキルを上げて戻ってきてくれたのは嬉しい副次的効果でした。
ワンオペは心身ともに辛すぎる。夫以外にも気軽に悩みを相談できる人がいないとママは病む。
2人子育て時代〜小学校受験に挑戦〜
特に「息子が年長〜小1、娘が2歳〜3歳の頃」の2年間が一番大変でした。
我が家は小学校受験をしたため、息子の勉強をみながら2歳の子の面倒をみたり、入学後は小学校と保育園の別々の行事や送迎で育児時間が多くかかりました。
仕事は早朝出社のフルタイム勤務にして、なんとか家事・育児時間を捻出していました。
家事時間が取れず、汚れていく部屋や水回りなどに苛立ちを覚えることもありましたが、
「人間は汚れでは死なないけど、ご飯は食べないと死ぬ」と吹っ切って、
料理には今まで通り時間をかけ、掃除の優先度を下げて部屋の汚れは見ないふりをしました。
洗濯も洗濯機の乾燥機はもちろん、コインランドリーも利用して時間短縮をはかっていました。
育児は親しかできない。家事は誰がしてもいいし、代替手段は数多ある。
自分の中の優先度を明確にしておくと悩まない。
さいごに
今回は家事分担を決める際の前提ポイントと決め方、また、ヨウ家の家事・育児の分担の状況についてお伝えしました。
皆さんの悩みを解決する役立つ情報はございましたか?
家事分担は家族ステージごと、または、お互いの状況に応じて柔軟に変えていく必要があります。
家事分担を見直しする際は、定量的な変更要件(例:自由時間が不平等になった時)を夫婦で決定しておくと、
揉めずに進められると思います。
いつも忙しい皆さんの毎日にホッと一息つく自由時間ができることを応援しています。