トトノイライフのヨウです。
今回は、整理収納アドバイザーのヨウ発案の「家族全員参加のタイマー掃除」で毎日キレイなお家を維持する方法についてご紹介します。
共働き世帯は猫の手が借りたいほどいつも忙しい。
毎日キレイな家で過ごしたいけど、掃除する時間はなんてない!
時間がないなら、猫の手ではなく、家族の手を借りましょう!
それでは、これからタイマー掃除の詳しいやり方をご説明します。
タイマー掃除とは?
タイマー掃除とは、3分または5分のタイマーをかけて、家族みんなで片付けをする方法です。
ママ1人ですると20〜30分ほどかかってしまう片付けを、みんなですることで短時間で終わります。
その浮いた時間は、自分時間にすることができます。
ルール
タイマー掃除を実施する上で守るとよいルールがあります。
- 寝る前に実施する
- 家にいる家族全員参加
- 短時間の実施(3分/5分)
- 通常家事はしない
- 制限時間できっちり止める
- 時間がわかるようにする
ルール1 寝る前に実施する
1日のうちで一番家が散らかっているのは、夜です。
翌日起床してきた時に、散らかった部屋をみて、朝からげんなりしないように「今日の汚れは今日のうちに」やってしまいましょう。
ルール2 家にいる家族全員参加
掃除をする人手は多い方がいいです。
所要時間はたった3分(または5分)ですし、不平等感をなくすためにも全員参加でやりましょう。
ルール3 短時間の実施(3分/5分)
長時間の掃除は続きません。
習慣化するためにも家族全員のやる気が持続する時間に設定しましょう。
我が家は3分に設定しています。
ルール4 通常家事はしない
皿洗いや洗濯など、通常家事分担されている内容は、タイマー掃除では行いません。
タイマー掃除では水回りの掃除や部屋の片付けに充てる時間にしましょう。
通常と異なるプラス家事をすることでキレイは保たれます。
ルール5 制限時間できっちり止める
いざ掃除をやり始めると、「このまま片付けてしまいたい。」「もっとやりたい。」という気持ちになることもあると思います。
しかし、きっちりと決められた制限時間で終了しましょう。
仕掛かりの箇所は翌日以降にやられてください。
例えば、ママだけやり続けていると、他の家族が自分たちももっとやらないといけないのではないかという気になってしまいます。
制限時間を守ることで家族全員が同時に終了できて、気持ちの切り替えができます。
タイマー掃除は短時間の取組だからこそ、みんなで続けられます。
ルール6 時間がわかるようにする
制限時間を効率的に利用して掃除するためにも、経過時間が家族全員に伝わるような工夫をされてください。
ヨウ家では3分間の音楽メドレーをスピーカーから流しています。
そうすることで、この音楽が流れていたらあと残り2分くらい、あと30秒くらいで終わる。など、時計を見なくても分かるので、より作業に集中して取組むことができています。
効果
- 短時間でキレイになる
- 夫婦の自由時間が増える
- 子供に片付け習慣がつく
短時間でキレイになる
たった3分(または5分)で部屋が片付くのだろうか。と疑問に思われる方もいると思います。
想像以上にキレイになります!
人間、時間制限される方がパフォーマンス高くなりますよね。笑
私も時間があるとダラダラしてしまいます・・・
子供達はゲーム感覚で競い合うように片付けています。
私も短時間集中だからこそのスピードで動き回ります。
通常だと3分×家族4人=12分の掃除時間となりますが、実質20分程度の掃除量をこなせています。
夫婦の自由時間が増える
1人で20分程かかっていた掃除が3分で終わるので、夫婦の自由時間は増え、部屋もキレイで良いことずくめです。
なお、夫婦の自由時間に関する内容は、こちらの記事をご覧ください。
子供に片付け習慣がつく
子供が自分で片付ける習慣がつきます。
また、短時間で片付ける必要があるため、効率的な片付けができるようになります。
最初はどう片付けて良いか分からない場合もありますので、親がサポートして何度か練習をしてみてください。
ヨウ家では、今では子供達が片付けの立派な戦力になっています。
ポイント
制限時間内により充実した掃除を行うためにも、以下のポイントに気をつけて実施してください。
- 物ごとに片付ける場所(住所)を決めておくこと
- 使う場所の近くに収納場所を作ること
- 一時置きボックスを作る
- 汚れが目立つ部分のみ、ササッと掃除する
物ごとに片付ける場所(物の住所)を決めておくこと
物を収納する場所が決まっていないと、家族が適当に押し込んでしまい、物が行方不明になったり、ただ端に寄せただけ。のような状態になります。
きちんと物ごとに片付ける場所を決めて、家族みんなで共有しておきましょう。
置きっぱなしにされてしまう代表例として、本・タブレット・携帯・ハサミ・ペン・郵便物など
使う場所の近くに収納場所を作ること
物を使う場所と収納場所が離れていると、片付けの時に時間がかかりますし、使ったまま、その場所に放置されてしまうことになります。
使ったらすぐ戻せるように、家族の行動に合った場所に収納場所を配置しましょう。
一時置きボックスを作る
短時間で片付けをする場合に、判断に迷うものがあると時間を要してしまいます。
例えば、郵便物などで一つ一つ読んで確認していると、あっという間に時間がきてしまうので、「捨てる物/あとで確認するもの」と分けられるように一時保管場所があると便利です。
ヨウ家では、一目で不要と分かるものはその場で捨て、判断に悩むものや重要な書類などは一時保管場所におき、時間がある週末などに確認するようにしています。
汚れが目立つ部分のみ、ササッと掃除する
基本的にタイマー掃除では、あくまでササッとできる範囲でやることが大事です。
部屋の片付けの場合は、床やソファ、テーブルに出しっぱなしのものがなくなる程度が目安です。
水回りの掃除の場合は、汚れが目立つところのみ実施します。
しっかりとした掃除は週末などの時間がある時に実施しましょう。
ヨウ家の事例(3分タイマー掃除例)
それでは、ヨウ家ではどんな風に取組んでいるのかをお伝えしたいと思います。
タイマー掃除は毎日できると理想なのですが、ヨウ家でも毎日はできていません。
部屋が比較的キレイな時は、個人ごとに声掛けしてで片付けてもらいます。
また、逆に部屋が汚い場合は5分の時間をとって掃除をおこなっています。
短時間でどれくらいの片付けができるか、ヨウ家の事例でご確認ください
掃除分担の事例
いかがでしょうか?
意外と3分でも取組める掃除が多いと感じたのではないでしょうか?
大体1箇所あたり30秒〜1分程度で終わるので、2〜4箇所は掃除することができます。
ヨウ家では家族が一番過ごす時間が長いリビングと水回りを中心に掃除をしています。
タイマー掃除は、家族みんなでするので、1人でするよりも圧倒的に早く、楽しくできますよ!
おわりに
今回は、家をキレイに維持するための時短テクをお伝えしました。
家族はチームです。
みんなで使う家だからこそ、ママだけが頑張るのではなく、みんなで協力してお家のキレイを維持しましょう。
皆さんの家事負担が減って、ほっと一息つける自分時間が取れますように