トトノイライフのヨウです。
今回は、読書と無縁に育った夫婦の子供が本好きになった5つのコツをお伝えします。
皆さん、本は好きですか?
恥ずかしながら、私たち夫婦は本をあまり読まずに大人になりました。
たぶん教科書や問題集以外で読んだ本は生涯100冊もない気がする・・・
オレなんて絶対30冊もないわ・・・
こんなに本嫌いな夫婦の子供が本好きになった秘訣を知りたい方は、この記事をご覧ください。
- 子供に本を読んで欲しい方
- 子供の語彙力を増やしたい方
- 子供の国語の成績をアップさせたい方
子供達はどれくらい本を読むの?
私たちの子供はどれくらい本を読んでいるのかというと、2人合わせて月100冊、年間で1200冊読んでいます。
読書数・読書時間・ジャンルなど
ボクは年700〜800冊くらい読むよ。小説が大好きだよ。
読書数 | 平均1日2〜3冊 (月60冊以上、年間700〜800冊) |
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読書総数 | 今までに5000冊程度読了 |
1日の読書時間 | 約2時間 (朝:40分、夕方:40分、夜:30分〜1時間) |
読むジャンル | 推理系、科学系、伝記、歴史漫画など |
私は年500冊くらい読むよ。伝記が大好きだよ。絵本もまだ読むよ。
読書数 | 平均1日1〜2冊 (月40冊以上、年間500冊) |
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読書総数 | 今までに2500冊程度読了 |
1日の読書時間 | 約1時間ちょっと (朝:20分、夕方:20分、夜:30分) |
読むジャンル | 物語、伝記、科学、プリンセス系、科学漫画など |
子供達は朝ごはんまでの時間やバスでの通学時間、就寝前の時間などを主に読書時間に充てています。
気になる本があると、上記時間以上に読書をしています。
読書が習慣になってから、読むスピードもとても早くなりました。
本好きになるメリット
語彙力が上がる
文章をたくさん読むので言葉や漢字を多く覚えます。ことわざや四字熟語なども自然と身につきます。
心情や状況を言語化することがとても上手になりました。
ムスコ(当時8歳)が泣いたり笑ったりするムスメ(当時4歳)の様子をみて、「泣いたカラスがもう笑ったね!」って言ってきて、何そのことわざとなったヨウです笑
国語の成績が上がる
文章を読むスピードが上がり、読解力も高くなるので、何もせずとも国語の成績が良いです。
ムスコは塾の模試でも常に上位5〜8%の位置にいます。
言語習得と同じように、日々文章と触れ合っておくことが大事なのだと感じました。
現代文が激弱だった私(当時高1)は、「どうすればテストの点数上がりますか?」と先生に相談したら、「小さい頃からの積み重ねだから今からは無理。諦めて古文と漢文しなさい。」と言われたことを思い出す・・・
日常がより楽しくなる
色んな知識を本から得たことにより、日常から気づきや疑問がでてきて、楽しみが増えます。
例えば、道端の植物や虫から季節の変わり目を感じられたり、雲の形や動きに疑問を持ったりと日常を楽しむことができています。
知識を持つことで、ただの平凡な道が素敵な発見が溢れる道になることは素晴らしいと感じました。
本を通して、実年齢以上の経験を疑似体験できますね。
本好きにする5つのコツ
それでは、どうやって子供達を本好きにしたのかについてお伝えします。
- 5分でいいので読み聞かせの習慣を!
- 絵本から児童書への移行期が重要!焦らず慎重に!
- 図書館を活用する
- リビングの見える位置に本を置くこと
- 本は欲しがったら買ってあげる
1つずつ説明していきます。
①5分でいいので読み聞かせの習慣を!
短時間でも本に触れ合う時間を日常に取り入れてください。
特に未就学児までに習慣にしてしまえば、自然と自分で読書を始めるようになります。
ヨウ家では寝る前に5分間のタイマーをつけて読み聞かせをしていました。
なるべく5分程度で終わる短めの絵本を読んでいました。
文字が読めるようになる年中や年長ごろになると、読み終わらなかった分は気になって自分で続きを読むようになりました。
長時間の読み聞かせは忙しいママにとっても負担が大きいものになります。
週末だけ長時間の読み聞かせよりも毎日短時間の読み聞かせの方が本好きになります。
②絵本から児童書への移行期が重要!焦らず慎重に!
この移行を焦っておこなうと、本好きな子にするのを失敗することが多いです。
今まで絵本で絵がメインで楽しかった読書が、急に文字が多く縦書きの児童書になって、途端に「本」感がでてしまって読書に苦手意識を持つ子が多いです。
会社の先輩ママ達から小学生になったら読書が嫌いになったという話を聞いていました。
なので、小学生になったからとすぐに絵本から児童書に変えるのではなく、様子を見ながら慎重に移行しましょう。
移行する時のポイントは以下のようなものがあります。
小学校低学年までは絵本と児童書を併用する
絵本でも児童書と同等の文字数や難易度のものもあります。絵本形式のもので難易度をあげて慣れたら徐々に児童書に移行してください。
現在小学校低学年のムスメもまだ半々で絵本と児童書を読んでいます。
好きなキャラクターを利用する
同じキャラクターが出ている絵本と児童書があれば、それを利用するととてもスムーズに絵本から児童書へ移行できるのでオススメです。
例えば、おしり探偵シリーズやノラネコぐんだんシリーズは絵本と児童書が両方あります。
また、シリーズものでなくても、すみっこぐらしやディズニー、サンリオなどのキャラクターが載っている絵本から児童書に変えるやり方も良いと思います。
③図書館を活用する
年1200冊も読まれると、書籍代だけで破産してしまいます。
そこで、どの地域にもある図書館を有効に活用しましょう。
ヨウ家が住んでいる市町村でも図書館サービスが充実しており、予約や取り寄せもWEBサイトからできます。
毎週末に夫が図書館に行き、毎週30冊程度借りています。
ヨウ家では知識習得系の本は何度も読むので購入、物語系の本は図書館で借りています。
ぜひお住まいの市町村の図書館の場所やサービスを調べて、活用されてください。
④リビングの見える位置に本を置くこと
いつでも手が届く場所に本を置いておくことが大事です。
見える位置にあると子供は暇な時に手を伸ばしやすいです。
ヨウ家は、リビングに図書館の本も、購入した本も置くようにしています。
スペースの都合上、本棚が置きにくい場合は、ファイルボックスなどを活用されて、ソファやテーブルの近くに本を置くようにされてください。
この本棚以外にリビングにある勉強机の本棚にも購入本がたくさん置いています。
⑤本は欲しがったら買ってあげる
ヨウ家ではゲームやおもちゃなどのプレゼントは、基本的に誕生日とクリスマスのみですが、本だけは希望すればいつでも買ってあげることにしています。
マンガの購入やレンタルはお小遣いから出すことになっています。
やはり購入した本だと所有物という気持ちも強いのか何度も嬉しそうに読んでいます。
図書館で試し読みして、手元におきたいと思った本を購入したりもしています。
読まなくなったものはフリマアプリで売却したりして、スペースの確保をするように気をつけています。
おわりに
今回は本好きな子にする5つのコツをお伝えしました。
もちろん全ての子が本好きになるわけではないと思いますが、本をいかに日常に取り入れるかが本好きにするポイントです!
読書は知識の面でも情緒の面でもメリットしかないと思います。
ぜひご家庭でも毎日少しずつ読書の習慣を続けてくださいね。