トトノイライフのヨウです。
今回は、話すことが苦手な未就学児向けの「寝る前1分間インタビュー」というヨウ家オリジナルの育児方法ついてご紹介します。
ヨウ家の子供達は2人とも恥ずかしがり屋でなかなか相手に意見を伝えることができませんでした。
小学生になった息子には「寝る前1分間スピーチ」の取組みを実施して、発表に自信が持てました。
一方、未就学児であった娘にはスピーチ形式は難しかったため、インタビュー形式で多数の前で話すことに馴れる取組みをしました。
そのインタビュー形式の方法である「寝る前1分間インタビュー」についてこれからお伝えします。
- 人前で話すのが苦手な方(お子さん)
- 話を簡潔に話すことが苦手な方(お子さん)
- 小学校入学前の準備をされたい方(お子さん)
小学生で発表が得意になりたい方は「寝る前1分間スピーチ」の記事をどうぞ!
寝る前1分間インタビューとは?
概要
「寝る前1分間インタビュー」とは、寝る前に、1日の振り返りと学びを子どもが考え、親からのインタビュー形式で答えてもらう方法です。
やり方
保育園や家庭で起きたことを振り返る
- 楽しかったこと
- 悲しかったこと
- ダメだったこと
- 良かったこと
5W1Hを意識してインタビューをすると、内容の深掘りができて良い
5W1Hとは、正確に過不足なく情報を伝えるために下記の6つの要素を入れて整理すること
・「When(いつ)」 「Where(どこで)」 「Who(だれが)」 「What(なにを)」 「Why(なぜ)」 「How(どのように)」
インタビューを通して、子どもに気づきや学びを見つけてもらう。
気づきや学びがなくても、今日あった出来事を話せていればOK
インタビュー例
私が実際にインタビューされた内容だよ
「寝る前1分間スピーチ」では、PREP法を意識した文章構成にしましたが、「寝る前1分間インタビュー」では、構成はあまり意識せず、「具体例(今日の出来事)→結論(気づきや学び)」を導き出す流れにします。
結論につながりやすいように5W1Hを意識してインタビューをしてください。
インタビューを通して、子供自身で気づきを見つけて話してもらうことが狙いです。
効果
- 自分の気持ちや考えをまとめることができるようになる(論理的思考力)
- 人前で話すことへの苦手意識がなくなる(発表する力)
- 日常から気づきを得ようと意識するようになる(気づく力)
自分の気持ちや考えを言語化することや相手に伝えることは、たくさん経験して培われるものです。
未就学児の頃から練習することで、小学生になっても物怖じせずに意見を伝えられる子どもになると思います。
ポイント
- 出来事から気づきにつながるように質問する
- タイマーを使って時間を見せながらやること
- 聞き手は褒めて感想を言うこと
ポイントに気をつけてやっても、親も子供も初めてなので、最初からうまくはできません。
娘も初めは気づきや学びまでいかずに、今日の出来事を答えるだけで時間切れになっていました。
それでも良いです。家族みんなの前で堂々とお話しできたことを褒めてあげましょう。
ヨウ家の事例
ムスメの場合(年少)
実施年齢 | 4歳 |
---|---|
実施期間 | 3ヶ月 |
頻度 | 週に3〜4回 |
娘は息子の「寝る前1分間スピーチ」の取組みと合わせて実施しました。
娘のみインタビュー形式でしたが、家族全員と実施できてとても楽しんでできました。
インタビュー内容
- (学び)みんなで外で食べるご飯は美味しい、遊びも楽しい
-
(具体例)家族みんなでキャンプに行った話からの気づき
- (学び)ピーマンは肉詰めピーマンだと甘くて美味しい
-
(具体例)苦手なピーマンが給食ででた時の気づき
- (学び)楽しいことが待ってると早く行動できる
-
(具体例)家族で動物園に行く予定にしていたら朝の準備が早くできたことからの気づき
大食いの娘のインタビューは8割くらいご飯のことでした笑
おわりに
今回は未就学児でもできる発表する力をのばす「寝る前1分間インタビュー」の取組みを紹介しました。
インタビュー形式ができるようになったら、スピーチ形式へステップアップされてください。